【箱ヒル2024】箱根ヒルクライムに挑んだ話
今回進撃するのは、箱根ヒルクライム。
ちなみに、公式HPと出発地点の地図は以下の通り。
小田原料金所 箱根ターンパイクからひたすらヒルクライム。
そう。ただひたすらに坂を登り続ける。
箱根ヒルクライム2024結果
コースプロフィール
更に拡大したSTRAVAの地図のログは次の通り。
図の通り、10km地点までは、10%前後の勾配が広がる。
そして、10kmを過ぎるとやや勾配が和らぐコース。
しかし、和らぐといっても今度はアップダウンが続くのである。
やはり、ただでは終わらないのがヒルクライム。
終わったと思ったら山がはじまるのである。
なんてったってヒルクライム。山を登るためにレースに出ているのである。
いや、レースだから山を登っているのである。
何言ってんだ。
結果
さあ、いよいよ結果発表。
そもそも、誰も待ってはいないが、せっかく参加したのでここで紹介させてほしい。
さて。どんな結果だったんだい。
結果は…..
カテゴリー内 上位1/3
である。
大雑把な表現である。
ちなみに、キャラクターヒルクライムにはエントリーはしていない。
キャラクターヒルクライムについては、ネットにて詳しいことを調べてみてね。
キャラヒルはキャラヒルでとても盛り上がっていたよ。
裏話
さあ。箱ヒル2024で、カテゴリー内 上位1/3の裏話をしよう。
なぜこの結果となったのか。
包み隠さず話そう。
突然ではあるが、一緒に箱根ヒルクライムの同カテゴリーを走ったメンバーを紹介する。
中の人に加え、以前、大島一周に行ったメンバー。
そして、新たに加わったワールドツアーを走っているようなTREK乗りの3人である。
どのあたりがポイントなんだい。
単刀直入に言おう。
ヒルクライマーを連れていき、ペーシングをしてもらうのである。
ドイツ語の定期試験に、ドイツ人を連れてきた感じね。
そう。箱根ヒルクライムには、オオイチの時にも活躍したヒルクライマーも参戦していたのである。
ペーシングはもちろん、コースの詳しい状況までも教えてもらったのである。
感謝である。
来年も参加するかどうかはまだ未定である。
箱根ヒルクライムに参加してみて
箱根ヒルクライムとは一体何なのかというと。
一言でいうなら、
箱根ヒルクライムというイベント
である。
何を言っているのか不明であるだろう。
そう、不明なのである。
富士ヒル、エンデューロ、ロングライドイベント
これまで参加してきたイベントはいくつかあるが、どれにも当てはまらなかったんだよね。
その理由とは一体何なのか。
箱根ヒルクライムへの違和感
違和感と書くと大げさだが、それでもあえて違和感と表現する。
ただし、不快感ではない。
あくまでも、これまでの自分のレースやイベントに対する常識とは異なる、という意味での違和感である。
更に詳しく、この違和感を分析してみると以下のよう。
・受付場所
・レース場所
・駐車場所
そう。つまり場所に対して違和感を感じていたのである。
場所…ね。
ただ土地勘がないとかじゃないの?
確かに、それもあるとは思う。ただし、それだけじゃない。
詳しくは以下で書いていこう。
箱根ヒルクライムで感じた違和感の分析
箱根ヒルクライムで重要となる4つの場所
えーと。レース・イベントなんだから、スタートとゴールの2つが重要なんじゃないの?
と、思うよね。実は私もそう思っていた。
しかしだ。2つではなく4つが重要なのである。
そりゃたまげた。
箱根ヒルクライムで重要となる4つの場所は、以下の画像の通り。
1 ヒルトン小田原リゾート&スパ
前日 受付会場
2 箱根ターンパイク 箱根伊豆連絡線 湯河原峠料金所
当日 参加者用駐車場
3 大観山展望台
当日 レース前集合場所①
スタート地点へ向けて下山する場所
箱根ヒルクライムゴール地点
4 小田原料金所トイレ(箱根ターンパイク)
当日 箱根ヒルクライムスタート地点
大観山展望台って三つも役割があるのね・・・
そうそう。だから混乱しやすい。
【前日受付】ヒルトン小田原リゾート&スパ
ここは、前日受付をする場所である。巨大な駐車場があるので、自家用車で直行することができる。
そして、ここがかの有名な受付前ヒルクライムがある場所でもある。
斜度がきつい道路に与えられる称号、ドーナッツがそこかしこにちりばめられているのである。車で行くのなら、特に気にはならないが、ロードバイクで行くのは別問題。
ヒルクライム前日といえどもなかなかハードな坂だった。更に、地味に距離があるという。
ヒルクライム好きには好物となるだろう。
受付会場
さすがヒルトンである。人生で何度あるのだろうか、この入り口をくぐることが。
最初で最後かもね。
ヒルトンに入るために来年も箱ヒルにエントリーしよう。
ヒルトンに入ると、おしゃれすぎる会場に圧倒されながらも、案内板に従って先へと進む。
この案内板があるからロード乗りの我々もヒルトンへと入ることが許された。
そう。入っていいのである。
受付後の配布物は画像の通り。
意外とユニバーサル。
受付を済ませ、荷物を受け取った後は、そのまま帰宅。
当日荷物預け用の荷物
ちなみに、ヒルクライムレースでは、ゴール後の寒さ対策として、防寒着を預けることが多い。富士ヒルでもそうであったが、箱ヒルでも同じである。
預けるタイミングは、当日であり、預ける場所は、スタート地点である。
中の人は、次の画像の様な荷物を準備した。
リュック → 当日荷物預け
ジャージ → 当日着用
サコッシュ→ 車内用着替え入れ
当日荷物預けをしたリュックには、
・ウィンドブレーカー
・冬用ジレ
・起毛の冬用ロングジャージ
・冬用インナー
・冬用ニーウォーマー
・冬用手袋
を入れておいた。この装備は、富士ヒルと全く同じである。準備はしたが、今回の箱ヒルで使用したのは、黄色いマーカーで色を塗った二つである。
ややこしいけれど、当日荷物預け用のリュックをもったまま、ゴール地点からスタート地点へと向かうんだ。
ゴール地点からスタート地点へ向かう道中は、下りになるよ。
だから、そこでウィンドブレーカーは着用したよ。
【当日駐車場】箱根ターンパイク 箱根伊豆連絡線 湯河原峠料金所
いよいよ当日である。
天気は曇りのち晴となる予報であった。しかしである。そうは上手くいかないのがヒルクライムレース。霧に雨に盛りだくさんであった。司会者いわく、過去最高に天気が悪かったとのこと。
そういうものかと思ったよ。
さあ、駐車場の様子を見よう。
イメージしにくいかもしれないが、有料道路を貸し切り、道路上に車を停めるのである。画像は、駐車待ちの長蛇の列。
駐車場開場が6:00だったので、6:00ちょうどに着くようにしたが、なんと、この列。
次参加する時は、更にぎりぎりを攻めよう。
そうこうしているうちに、駐車できたのはこのあたり。時間を見てもらえれば分かるように、19分ほどかかっている。
この駐車場には、トイレがない!
事前にすましておくか、大観山展望台へと急ごう!
自転車の準備ができたら、いよいよ大観山展望台へ。
大観山展望台には、ロードバイクで向かうことになる。駐車場でアップをしようかと考えてはいたが、大観山展望台へと向かう道の距離が地味にあったので、そこでアップができた。
【当日ゴール場所】大観山展望台
当日ゴール地点でもあるが、当日スタート地点へと行くための集合場所でもある。
トイレ事情
前項でも書いたが、トイレがある。朝の段階では、外と中のトイレが解放されていた。どちらも同様の込み具合ではあったが、若干中のトイレの方がすいていた。
皆さん、トイレが空いた際には声掛けをしており、さすが、サイクリストと言えるマナーの高さを感じた。
中のトイレは、ここから入る。
複数人で来ている場合は、ロードバイクを見る人とトイレへ行く人とで交代すれば、ロードバイクも安心である。
す、すごい人が写り込んでいるね….
箱ヒルは、これが当たり前なのである。
ちなみに、足、めっちゃムキムキでした。
スタート前下山場所の雰囲気
これが、スタート前下山の待機場所である。なんだかすでにヒルクライム終了後の雰囲気が出ているが、まだスタートすらしていない。
やはり、下山時に体が冷えないように冬用の装備をしている人が大半である。
時間が来るとアナウンスが入り、下山の整列が始まる。
下山は、くれぐれも安全に!
下山中は、2回止まり、休憩時間が設定されるよ。
下りが長すぎて、ディスクローターで目玉焼きが焼けるレベルだった。
【当日スタート場所】小田原料金所トイレ(箱根ターンパイク)
さあ、いよいよスタート地点。
ここに着いた後は、スタート前整列までしばし待機。ちなみに、こちらにもトイレはあった。仮設トイレと備え付けのトイレである。
やはり、上と比べて人も多く、列も長かった。
待ち時間が長かったので、街中まで移動し、平地でアップをしていたよ。
スタート
いよいよ出発である。
スタート前の雰囲気は画像の通り。
スタート直後は、多くの人が全開だった。
より良い順位をおさめるためには、その前回スピードについていかずに、マイペースを守ること。
結果は、既に書いた通り。カテゴリー内上位1/3である。
ゴール後
ゴール後の雰囲気はこんな感じ。
スタート時とあんまり変わらないね….
受付時に、ゴール地点で使える300円券がもらえる。
300円券で買ったのは、このコロッケパン。
疲れた体にしみる。しかし、カロリーが足りないので、ラーメン屋へ。
さすが、ラーメンである。
これにて箱根ヒルクライム2024は終了。
チャンスがあれば、来年も出てみたいね。